【Gurdant Health】ソフトバンクがベタ惚れ。AIでガンを早期発見

SNSフォローボタン
ねかごをフォローする
ビジネス考察
www_slon_pics / Pixabay

こんにちは、NEKAGOです。

今回は、ソフトバンクがめっっっっちゃ資金を入れてるバイオテックであるアメリカのベンチャー企業「Gurdant Health」を深掘りしていきたいと思います。

人工知能でDNAを解析して、ガンを予見する未来はすぐそこに!!

今のGurdantの実力や、これからの展望に迫っていきたいと思います。

ソフトバンクは、DNAを解析して、ガンを早期発見できる技術に注目した!

このGurdant Healthは、Gurdant360という「少量の血液を使ったガン検査(リキッドバイオプシー:液体生検)」の開発をしています。この検査は、簡単にいうとガンの種類を特定する検査です。

これは、ガンの種類を特定し、適切な抗がん剤を投与するために必要なのですが、
厄介なことに、ガンは時間が経過するに連れて、変化していき、今まで効果のあった抗がん剤が効かなくなることがあります。(マジか、、ガン怖い)

下記の引用の様に、ガンの種類を特定しても、ガンが変化して、適切な抗がん剤を新たに選べず、死に至る例もあるようです。

「せきが出るまで叔父は何の症状もありませんでした」と、パパドポラスは振り返る。しかし、せきが治まらないようになってからX線検査を受けたところ、レントゲン写真に病変が写っていた。数十個もの病変が胸腔を埋め尽くしていたのだ。

医師たちは腫瘍の遺伝子を解析し、新しい標的薬の臨床試験に叔父を登録した。薬は一部の腫瘍には効果を発揮し、ほとんど消失したといえるほど小さくなった。しかし、残りの腫瘍は薬剤への耐性を獲得した。

「余命わずか2カ月と宣告されていた叔父は、薬のおかげで1年長く生きられました。しかし、それは辛い1年間でした」とパパドポラスは述べる。「進行したがんを治療することよりも、がんの早期発見に焦点を移すべきときだと思います」

引用:WIRED/がんは「1滴の血液」から早期発見できるのか──進化するリキッドバイオプシー技術の「夢」と現実

 

そして、従来のガン検査は、直接内視鏡や手術などで切除し検査する方法で、患者の体への負担が大きかったので、ガンが変化するたびに切除するとなると、費用も嵩みますし、患者の体力も持ちません。

一方、それと比べ、このリキッドバイオプシーは、液体を使った検査(主に血液)なので極めて手軽で、そして安価に行うことができます。

毎回、手術して、ガン細胞を切除していたら大変ですよね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

画像引用:ソフトバンクグループ第2四半期決算報告会資料より

 

また、なんども手軽にできるガン検査として、アメリカのガン研究センターの「全て」にGuardant360が導入されています。

画像引用:ソフトバンクグループ第2四半期決算報告会資料より

 

なぜGuardant healthのAIだとリキッドバイオプシーができるのか

Guardantの技術がどれだけすごいか知るために、まずガンの仕組みについて、軽く調べました。

ガンは遺伝子(DNA)に傷がついて起こる病気とのこと。

なぜ血液から検知できるのかと言いますと、死んだガン細胞の一部が血液に流れ出すためです。

では、なぜこんな便利な手法を今まで使ってきてなかったのでしょうか。

それは、遺伝子(DNA)の解析は非常に難しく、人間の脳では処理できないほどのデータ(DNA配列)を処理する必要があるからです。

そのため、どの遺伝子(DNA)に傷がつくことによって、どの様な症状が発症するというのは、全パターン判明している訳ではなく、一つのガンの種類でさえ、関連性を見つけられるのは、かなり至難の業だったとのこと。

しかし、AIの登場により、DNAの傷と、発症する症状の関連性をビッグデータから割り出すことが可能になりました。

これは、AIだから為せる技であり、その為Guardant Healthが非常に注目されています。

画像引用:ソフトバンクグループ第2四半期決算報告会資料より

 

 

Guardant healthの取り組みによって・・

ガン細胞は、大きくなる前に血液に混じることがありますので、この血液検査は、ガンの初期段階(大きくなる前)から、ガンを発見できる為、ガンを未然に予防することができる手段です。

いやーこれで人類の寿命は格段に伸びるのではないでしょうか。

人生100年時代ではなく、人生120年、あるいは150年の時代がくるかもしれません。

 

企業概要

企業名: Guardant Health
CEO : ヘルミー・エルトーキー
設立 : 2012年
事業 : Guardant360(リキッドバイオプシー)の開発、腫瘍遺伝子の解析
調達金額: 500億円以上
出資者: ソフトバンク、セコイアキャピタル他
2018年にNASDAQへの上場を果たし、111億円の調達を果たしました。
ますます注目されているGuardant Health、これからリキッドバイオプシーの精度を上げて、どんな未来を描いていくのか要注目です。

これからの課題

リキッドバイオプシーもまだ完璧ではありません。

ガンの早期発見を目指し、このリキッドバイオプシーが開発されていますが、実際はガンの初期段階ですと、血液に流れ出る死んだガン細胞が非常に微量の為、発見しにくいのです。

その為、早期ガン発見の仕組みを整えるには、精度をさらに上げるため、検体を多くし、ビッグデータを集め、研究を加速させる必要があります。

定期検診で、ガンが発見できる未来。。夢がありますね。。

Guardant healthの他にもリキッドバイオプシーベンチャーがいる!

このGuardant Health以外にも、下記の通り、リキッドバイオプシーベンチャーが多くあり、人間の寿命を伸ばし得る業界として、非常に多くの資金が注入されています。

Grail(米国)
MicrosoftのビルゲイツやAmazonのジェフベゾスも投資。DNA解析大手のIlluminaからのスピンアウトベンチャーFreenome(米国)
同じく機械学習(AI)によってガン検査をするベンチャーIcaria(日本)
血液ではなく尿から死んだガン細胞を検知するベンチャー

日本にも変わったベンチャーがいますね〜

尿からガンがわかるのであれば、血液採取より楽になります。(注射不要!!!)

これから、どんどん競争が激化していき、このリキッドバイオプシーが常用される日も近いことでしょう

引き続き、GuardantHealthのみならず、この業界の動きをチェックしていきたいと思います。

ありがとうございました。

参考資料:
国立がん研究センター/細胞ががん化する仕組み
国立がん研究センター/SCRUM-Japan GI-SCREEN、73種の遺伝子異常を血液で解析 リキッドバイオプシーを用いた個別化医療の実現を目指す
m3.com/癌の「発症時期」、リキッドバイオプシーで予測へ【時流◆癌治療のこれから】
BUSINESS INSIDER/がん早期発見のスタートアップ、ソフトバンクなどから約410億円調達
日経バイオテク/第3回Liquid Biopsy研究会を取材しました
日経デジタルヘルス/リキッドバイオプシーとは
再発転移がん治療情報/【特集記事】がん治療の最新動向――プレシジョンメディシン、リキッドバイオプシーとは
logmii/AIの活用で、自閉症スペクトラム研究に新たな道を切り拓く
日経バイオテク/米Guardant社、NASDAQ上場で約111億円を調達へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました