【アストロスケール】宇宙のゴミを片付けるベンチャー?!どうやって収益化?

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WikiImages / Pixabay

こんにちは、NEKAGOです。

今日は、日本人が立ち上げたベンチャーで、
非常に面白い取り組みで注目されているアストロスケールについて、調べてきました!

宇宙のゴミを片付ける?!ってどういうこと?
宇宙のゴミってそもそもなに??

という方々!ぜひ読んでいってください。

宇宙のゴミ(スペースデブリ)とは

このアストロスケールは、創業者である岡田光信さんが、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去を掲げて立ち上げた会社です。

このスペースデブリ(以下、デブリ)とは、非常に厄介なもので、宇宙空間に漂っている人工衛星の破損部品などを指します。

ちょっと待った!!!!!

今、「漂っている」などと生温い話をしてしまいました。
申し訳ございません。

漂っていると聞くと、ゆらゆらと海に浮かぶペットボトルなどのゴミというイメージを想像しますよね。

全く違います。

なんと、宇宙のゴミは「秒速7km」で飛んでいるのです!

秒速7kmとは、時速にすると25200km/hです。

世界記録をもつウサインボルトが時速45kmで、
ライフル弾が時速5220kmですので、桁違いに速いことがわかります。

(参考:BusinessInsider/時速45キロ! 陸上・ボルトのスピードをさまざまな動物と比べてみた
(参考:ピストルの弾丸の速さ秒速(m/s)を時速(km/h)にしてみた

このライフル弾もはるかに凌ぐスピードでデブリが人工衛星に突撃してきたら、もちろん人工衛星は一溜まりもありません。

このデブリが、人工衛星が周回している低高度軌道に飛んでおり、高いお金をかけて打ち上げた人工衛星が一瞬にして打ち壊されるリスクがあるのです。

宇宙には1cm以上のデブリが75万個存在していると言われています。

(中国が自国の技術力を証明する為に、2007年に衛星破壊実験が行われ、そこで多数のデブリが発生してしまいました。。)

宇宙は意外とゴミだらけになってしまっているのです。

画像引用:アストロスケール社HP

元マッキンゼー、宇宙に憧れた男の挑戦

この超絶速いスペースデブリの除去に挑戦するのが、我らが日本人である岡田光信さんなのです。

この方は非常に優秀な方で、日本の最高峰である東京大学卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省し、その後戦略系コンサルティングファームのBIG4であるマッキンゼーアンドカンパニーでビジネスをバリバリやっていました。

いやー経歴見ると超ピカピカ。

こんなに優秀な経歴の人が他にいるのかと思うくらいですね。。
(少なくとも私は他にこんな経歴の人と出会ったことがありません。)

この岡田さんは、スペースデブリが大きな社会問題となっているのにも関わらず、誰も解決に動いていないことから、ビジネスチャンスだと目をつけ、この問題に着手されました。

元々、幼少期に雑誌「Newton」の巻末に付いていたNASAのスペースキャンプ体験に応募し、そこで日本人宇宙飛行士である毛利さんにも会ったことがあり、宇宙に憧れがあったとのこと。

その頃の宇宙への夢をもう一度引っ張り出して、チャレンジしています。

誰もやっていないことにアンテナを張り、飛び込む。
狡猾さと貪欲さを兼ね備えていて、名実共にスゴイ人だと思います。

rawpixel / Pixabay

企業概要

 

企業名 : 株式会社アストロスケールホールディングス
CEO  : 岡田光信
設立  : 2013年5月
事業内容: 宇宙ゴミ(スペースデブリ)除去に関するサービス及びその他の宇宙事業
調達金額: 166億円
出資者 : INCJ、ジャフコ、ANA他

アストロスケールは、2013年発足のベンチャー企業です。
ベンチャー企業が宇宙ビジネスをやるなんて、テスラやスペースXで話題のイーロンマスク、Amazonのジェフベゾス、インターステラテクノロジズの堀江貴文氏(ホリエモン)くらいです。

ベンチャーで宇宙ビジネスをやること自体、かなりスケールがでかいですよね。。

出資も多く得ていて、日本が次世代で活躍するためのベンチャー企業として、とても注目されています。

INCJは官民の投資ファンドなので、国ももちろん注目しています。

どんなビジネスなのか。ゴミ掃除は収益化するのか

では、このビジネスはどういったものなのでしょうか。

スペースデブリの除去方法として、アストロスケール社は、デブリ除去用の衛星を打ち上げることを計画しています。

まず、IDEA OSG1を打ち上げ、宇宙にあるデブリの種類をカタログ化し、その後、デブリ捕獲機であるELSA-dで捕獲する計画のようです。

画像引用:アストロスケール社PR/宇宙ごみ除去サービスに取り組むアストロスケールが
「地球へ社会へ未来へ G20 イノベーション展」へ出展 

では、果たしてこの計画は、ビジネスになるのでしょうか。どのように収益化するのでしょうか。

コーポレート担当の牧野氏は次のように発言しています。

「最も注力しているビジネスモデルの一つは、コンスタレーションプレイヤーとの協業です。」

引用:kintone/私達の宇宙は私達で守る!宇宙の掃除人アストロスケール

私の前の記事でも紹介させて頂きましたが、OneWebの衛星コンステレーション計画(参考:Wikipedia)などを初めとして、宇宙に大量に衛星を打ち上げ、インターネット網を張り巡らせる計画が一部の宇宙ベンチャー企業によって企てられています。

あのイーロンマスクもスターリンク計画という大量の衛星打ち上げ計画を考えており、これらの衛星を守るサービス事業をアストロスケールは展開したいと考えているようです。

スペースXやOneWebの衛星を守る会社として、それぞれの会社と契約し、収益にしようとしているのですね。

IDEA OSG1打ち上げ!

2017年についにIDEA OSG1がロシアのソユーズ2というロケットに積載されました。

しかし、打ち上げはソユーズ2が失敗してしまい、計画断念という結果に終わっています。

他社・他国のロケットに頼らないといけない衛星ビジネスの怖さを思い知ると同時に、誰もやっていないビジネスだけに、とても難易度の高い事業だと改めて感じます。

どんどん資金調達をしているので、次回の打ち上げが楽しみです。

画像引用:アストロスケール社HP

オススメの本

アストロスケール社、岡田光信CEOをよく知る為に、「宇宙起業家」という手軽に読める本が発売されています。

2014年に発売された本なので、少し古いかもですが、とても安いのでオススメです。


宇宙起業家 軌道上に溢れるビジネスチャンス (カドカワ・ミニッツブック)

私はこの本を読んだ時、色々衝撃を受けたのを覚えています。

ぜひ読んでみてください。

 

また、私はまだ読んでいませんが、こちらの本も面白そうです。


愚直に、考え抜く。 世界一厄介な問題を解決する思考法

これからも、アストロスケール・岡田光信CEOに要注目です。

どんなビジネスになっていくのでしょうか。

ありがとうございました。

 

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