【書評】「Life3.0」ビル・ゲイツ絶賛、AIと人間の未来

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洋書

こんにちは、NEKAGOです。

今回は、「洋書」の紹介です。いやーこの洋書は読むのに、中々手こずりました。

「Life3.0」!


Life 3.0: Being Human in the Age of Artificial Intelligence (English Edition)

タイトルにもあるように、この本はあのマイクロソフトを創業した世界有数の資産家であるビルゲイツがオススメした本です。

 

いやーあのビルゲイツが読んだ本ですよ。
これは読むしかないと私の心に火がつきました。

2ヶ月くらいかけて読み進めたwwので、ここに感想を書いていきます。

「洋書なんて、読めないよー」という方は、kindleで洋書を読むメリットをまとめた記事を書いていますので、そちらをご覧頂けると「洋書を読んでみようかな。。」という気になれると思います!

 

 

著者

著者であるマックステグマークは、宇宙論や、万物の理論を研究しているマサチューセッツ工科大学の教授です。

(マサチューセッツ工科大学って、早口言葉のやつやん!!)

本を読み進めるとわかりますが、この方は人工知能学会で、「自律型致死兵器開発を開発しない」と誓いを数多くの起業家たちから署名を集めて、注目を浴びています。

自律型致死兵器については、後ほどご説明しますが、ここではAIを使った殺人兵器を作らないという誓いと認識しておいてください。

 

署名は、あのテスラ創業者のイーロン・マスクや、Googleのラリー・ペイジなども参加しており、この方の業界での求心力の強さが伺えると思います。

本の中でも、イーロン・マスクやラリー・ペイジ、ビル・ゲイツが出てきて、非常に面白いです。

 

本の内容

本の内容は、端的にいうと、AIの過去、現在、未来を描いています。

特に、マックス・テグマークが考えるAIの未来が面白いです。

AIによって、どんな幸せがもたらされるのか、またどんな不幸な時代がやってくるのか。

広い知識と、深い思考能力で、その未来を予想しています。

特に、AIが暴走した時に、いかに人類は危機に追いやられるかと書かれている章は、深く考えさせられることが満載でした。

DrSJS / Pixabay

Life3.0とはなんぞや

まず、タイトルのLife3.0ってなんでしょうか。

「3.0」って言っているからには、「1.0」と「2.0」が存在します。

著者は、下記のように説明しています。

Life1.0 ・・ ハードウェアとソフトウェアを人生の間にデザインできない生き物

Life2.0 ・・ ハードウェアはデザインできないが、ソフトウェアはデザインできる生き物

Life3.0 ・・ ハードウェア、ソフトウェア共にデザインできる生き物

言葉だけ読むと難しいですね。。

ここでいうハードウェアは、人間でいうと身体。ソフトウェアは脳を指しています。

具体的には、Life1.0が昆虫などを指しており、自分の身体を環境に適応させることもできず、ソフトウェアも更新(学習)できない生き物となります。

一方、人間はLife2.0になります。

人間は、身体をデザインできませんが、脳の中身(ソフトウェア)はデザインできます。学習によって違う言語を喋ったり、技術を身に付けることでプログラミングができるようになるからです。

では、Life3.0とはなんでしょうか。
これが、人工知能を搭載したロボットなんです。

上述の青枠内に、生き物と書いてしまったのが、適切かどうかわかりませんが、
このタイトルはLife3.0、つまり、人間を超えた生き物ができた時代のことを書いた本なんです。

面白そうではないですか!

汎用人工知能の能力

SFストーリー

この本では、プロローグにOmegaという組織が、ある日突然Prometheus(プロメテウス)という汎用人工知能を開発するSFストーリーが書かれています。

汎用人工知能とは
とりあえず、『人間と同じ思考力+人間を圧倒的に凌駕する知識量をもつ人工知能』とざっくり考えて頂ければOKです。

私は、このストーリーを読むだけでも、この本を読む価値があると思いました。

このPrometheusがどんどん世界の覇権を獲得していきます。しかも、高速に。。

人工知能は疲れ知らずですから、面白い映画を連発して製作し、それをNetflixのように配信していき、コンテンツ量も、3日たらずで膨大な量を作ってしまい、お金をどんどん儲けます。

なんか嫌な予感がしますね。。

権力が一つに集中してしまったら、絶対良くないことが起きますよね。

「すごく能力の高いAIが開発されてしまうと、このような世界になってしまうのか。」

「今まで深く想像したことがなかったけど、こういう世界になったら結構危機が迫ってくるな」

と危機を感じる内容で、とても面白かったです。

自律型致死兵器開発とは

さて、ここからは、先ほど出てきた自律型致死兵器開発の話です。

この内容もこの本に書かれています。

自律型致死兵器開発とは、小型ドローンに人工知能を搭載して、特定の人物を暗殺するように仕向けることができる未来型の兵器です。

顔認識でターゲットを特定し、高速で近づき、脳天直撃で爆発します。

いやー想像するだけで怖い。

しかも、爆発してしまうので、犯人がわかりませんし、ドローンや顔認識などのAIは今でも作れてしまい、そのうち量産化することで低コストで誰でも気軽に作れるようになってしまいます。

下の動画は、大量のドローンが学校の生徒たちを襲うフィクション動画です。

(悪い奴らが、ドローンを飛ばすシーンから再生されるようになっています。)

MICRO DRONES KILLER ARMS ROBOTS – AUTONOMOUS ARTIFICIAL INTELLIGENCE – WARNING !!

いやーこれが本当に起きたら、だいぶ怖い。

テグマークは核兵器と同等の脅威と伝えており、これを作らないように、先んじて開発を阻止する署名運動に出ているのです。

何もできない私は、ものすごく歯がゆいですが、銃のように規制されれば、大丈夫なものなのでしょうか。。

如何せん、最新技術のため、法律ができる前に、テグマークがこういった署名活動を行い、政府や世界に危機を訴えることは、大切なことだと思いました。

総合評価

総合    : ★★★★☆

内容の新鮮さ: ★★★★★★

読みやすさ : ★☆☆☆☆(洋書なので★1ですが、内容は抜群に面白いです。)

コメント  : 洋書でハードルが高いですが、和訳されていない洋書で、オススメできる一冊です。「人工知能って正直どんな革命を起こすのかわからない!」っていう方は、是非読んでみてください。想像力が働くようになります!

合わせて読みたい

今回の「合わせて読みたい」コーナーは、本ではありませんが、テグマークのTED動画を載せます。

Life3.0と内容が同じ部分が多くありますが、是非見てみてください。

How to get empowered, not overpowered, by AI | Max Tegmark

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