【書評】「実験思考」CASHを世に出した起業家の頭の中

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ビジネス本

こんにちは、NEKAGOです。

今日は「実験思考」という本を読みましたので、感想を書いていきたいと思います。


実験思考 世の中、すべては実験 (NewsPicks Book)

いやーこのアロハシャツをきた兄さん、只者じゃない匂いがプンプンしますね。。

それでは、どんな本だったのか書いていきます。

著者:光本勇介とは

光本さんは、いくつもの会社を立ち上げているいわゆるシリアルアントレプレナー(連続起業家)です。

一番初めに、大ヒットしたサービスは、stores.jpという小売店向けにECサイトを作るサービスで、これはあの「ZOZO」に100%出資してもらって、大きくしました。

また、その次に生み出したCASHというサービス(株式会社バンク)をDMMに70億円で売却しています。(その後、MBOによって、DMMから独立。)

DMMと何があったのか気になるところですが。。

MBOとは・・
経営陣(この場合だと光本氏)が、株式を(DMMから)全額取得し、大株主になること

いやーとんでもない人です。

しかも、このCASHというサービスは、発表して1日足らずで、アクセスが殺到してしまい、わずか1日で一度中断しています。

この爆発力、並みの人では起こせないと思いました。

CASHとは・・
「モノ」の写真を撮影し、アプリにアップロードするだけで、その場で「モノ」の価値を査定し、査定金額を振り込んでくれるアプリ。査定した「モノ」は所定の場所へ送る必要がある。
DMMからの売却騒動や、CASHについては、こちらのブログがわかりやすかったので、リンク載せてます!!
→ 会計士の気まぐれ日記

学生時代のトンデモ話(月収150万円達成?!)

この人は、大学生の頃から、半端じゃありません。

インターネットがまだ普及していない頃、洋服の通販をやって、原宿で売られている限定品を販売し、1日10万円、月に150万円売り上げていました。

やばい人です。。

この本を読んだ感じですと、先見の明がすごすぎて、先行者利益をがっぽがっぽ取っています。

本の内容

タイトルからわかる通り、光本さんは、実験が大好きで、社会実験的にサービスを出すのが面白いとのことでした。

特に、マス(多くの人々)を対象としたサービスを打ち出すことに魅力を感じているようです。

CASHやstore.jpも、実験の一つから、生まれています。

また、本を読むとわかりますが、CtoCのカーシェアリングも事業として、2009年に出しています。

シェアリングといえば、海外ではウーバーやAirbnbが有名ですが、光本さんも既にそういった発想をだいぶ前から、持たれていたようです。

先見の明がすごすぎる!!!

<あわせて読みたい>
『ウーバー』日本で苦戦。なぜ米国でタクシーの利権を崩せた?

本の価格が無料(ただ)!?!?

そんな実験好きな光本さんですが、この本自体も実験の対象となっています。

本の価格が、な、なんと「無料」なんです!!!!

saralcassidy / Pixabay

どうして、そんなことが可能なのでしょうか。

この本は「価格自由」というアイディアの元、販売されており、原価は光本さんが負担(2,000万円)し、無料で配っています。

そして、面白いと思った読者の方は、後から投げ銭のように「後払い方式」で価格を決めていきます。

こんなことで、本が売れるのかと思われると思いますが、売れたんですね〜。

なんと後払いで集まった金額は1億円越え。

すごいです。この本の企画には、あの幻冬社:箕輪さんも関わっており、新しい本の売り方として、注目されました。

実際には、1,000万円投げ銭してくれた人には、会社を一緒に立ち上げる権利や、500万円投げ銭してくれた人には一緒にカジノに行ってくれる権利があったみたいです。

また、秀逸だと思った仕組みが、集まったお金の半分は、投げ銭してくれた人に抽選で100万円ずつプレゼントするという仕組みです。

これは、投げ銭する人が増えると思いました。

しかも、箕輪さんは、NewsPicksの動画で、タクシーのお釣りをもらわずにこれを集金して、同じように宝くじにしたら面白いなどと発言されていました。

この2人は、何をやるかわからないので、目が離せません!

今、ホリエモンの「ハッタリの流儀」という本で、同じことをやっています。


ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法 (幻冬舎単行本)

アイディアの宝箱

この本の面白いところは、光本さんのアイディアが惜しみなく、この本に書かれていることです。

これをこのままビジネスにしたら、本当にできちゃうのではないかと思えることもあって、光本さんは生粋の創造力の塊だと思いました。

「覗きをビジネスにする(えっちな意味ではなく)」などアイディアを読むだけでも非常に面白いので、ぜひ読んでみてください。

総合評価

総合    : ★★★★★

内容の新鮮さ: ★★★★★

読みやすさ : ★★★★★

コメント  : この本を読んだら、光本さんのファンになりました。2019年8月現在、投げ銭機能は廃止されてしまっているのですが、「一緒にご飯にいける券」などがあったようで、『その時に買っておけばよかった〜』と後悔するほどです。

発明家を目指す身として、実験家の思考は非常に参考になり、チャレンジする姿勢を学べました。

合わせて読みたい

ここでは、『価格自由』の構想を一緒に実現した幻冬社:箕輪厚介さんの本を紹介します。

箕輪さんは、溢れるセンスとアイディアで、斜陽産業である出版業界を盛り上げています。

この本に、そのノウハウと成功の軌跡が書かれているので、ぜひ読んでみてください。


死ぬこと以外かすり傷
 

 

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