【書評】「キレる!」を読んでの感想。上手く相手に怒る方法

SNSフォローボタン
ねかごをフォローする
ビジネス本

こんにちは、NEKAGOです。

今日は、脳科学者:中野信子さんが執筆された「キレる!」を読んだ感想を書いていきたいと思います。


キレる!: 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」 (小学館新書)

中野信子さんは、脳科学者であり、東京大学出身、MENSAの元会員の一人です。

MENSA(メンサ)とは、全人口の上位2%のIQをもつ会員国際的グループで、高IQ者同士でグループを組み、外部研究の手伝いや、内部での研究業務、また交流会を行なっています。

中野信子さんもその一人で、脳科学の研究をしています。

(めっちゃ頭いい。。)

 

自称「人の気持ちがわからない」という方だそうで、幼少の頃から、人の心を色々勉強をしていくうちに、脳科学者になっていったとのこと。

 

世の中いろんな方がいるものですね。。

本の内容

本の内容は、表紙にある通り、主に3つの話題に分類できます。

一つ目が、

キレやすい人をどう対処するか。

これは、よく自己啓発本とかでも特集されており、あまり目新しい内容ではないと思います。

二つ目が、

キレるメカニズムを脳科学の観点から、紐解く

一つ目と繋がってきますが、脳科学者の観点から、人がなぜキレるのかという原理を論理的に分析しています。具体的には、キレる際に、脳内ではどのような物質が分泌されているのか、またそれを抑圧するためにどのような物質が分泌しているのか、どうやって分泌させることが出来るのか等、日常に落とし込めるレベルで「キレ・怒り」への対処法が書かれています。

専門用語が多くなり、読みにくい印象を受けましたが、慣れてくるとわかってくるので、面白かったです。

三つ目が、

上手にキレる方法

これがもっとも役に立つと思いました。

我々日本人は、義務教育の中で、人に迷惑をかけちゃいけないと教えられてきたので、

会社内で理不尽なことがあっても、怒り慣れていない為、自分の意見を押し殺しがちです。

上司や同僚にキレることができず、不満やストレスばかり抱えている方々は、この本を読んで、上手くキレる方法を学ぶことで、ストレスフリーな生活に近づけると感じました。

” 成功している人は、賢く「キレる」 ”

一例として、成功している芸能人を挙げて、キレることのメリットが語られています。

「キレる=悪いこと」と教え込まれている方は、キレることって悪いことばかりではないのかと気づくはずです。

本の中で取り上げられているキレることの主なメリットは、

「みんなが言えないことを言うことで、共感を集めることが出来る」

「キレることで本音が伝わり、周囲を巻き込むことが出来る」

とのことです。

具体的に、賢い芸能人として、有吉弘行やマツコ・デラックス、坂上忍が取り上げられており、「なぜ敵を作りやすそうな彼らが芸能界で活躍しているのか」という、私の昔からの疑問に、直球で答えてくれたような気がします。

確かにキレることは自己主張であり、悪いことでないとわかりました。

 

皆さんの中にも、『いつも空気を読まないアイツがいい思いをしている』『キレるのはダサいから黙っているが、いつも痛い目にあっている』と感じている人がいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような人は、理性が強く、気軽に怒ることができない方だと思いますが、

本当に賢い人は理性を用いてキレることで、周囲を巻き込んでいるようです。

この視点は、全くなかったので、非常に勉強になりました。

賢くキレることの大切さを教えてくれる良本だと思います。

 

キレるのメカニズム

 

また、前述しましたが、キレるのメカニズムを脳内物質の仕組みから、説明されており、それが結構面白いです。

前頭前野の機能が低下するとキレっぽくなることや、前頭前野は老化によって萎縮する為、老人は頑固になりやすい等、日常で出くわす場面が、科学的な根拠に基づいて起きている現象だとわかるので、興味深く読み進められました。

 

また、思春期の男子がキレやすい理由なども、脳科学的に根拠があり、

読んでいて「へえ〜そうなんだ。」と感心してします。

自分の感情がどのようなメカニズムで起こっているのか紐解くのに、オススメの一冊です。

 

総合評価

総合    : ★★★★☆

内容の新鮮さ: ★★★★★

読みやすさ : ★★★☆☆

コメント  : 専門用語が出てくる為、自己啓発本よりは読みにくい印象です。しかし、読みにくい分、内容は深く、科学的根拠に基づき人間のメカニズムを解剖しているので、新鮮な切り口で人間関係を見直すきっかけとなりました。

合わせて読みたい本

以前に読んだ本で、「不倫」という本が面白かったです。


不倫 (文春新書)

昨今、芸能人の不倫報道や、不倫に関するドラマが多く、放送されていますが、

それだけ、不倫に関心がある人がいるという見方もできます。

この本も、中野さんらしく、不倫という現象を脳科学の観点から紐解いており、「不倫の歴史」や、「なぜ人間は不倫をしてしまうのか」、「不倫をしやすい人はどんな性格の人か」等が書かれています。

「どんな人が不倫をしやすいか」は、週刊誌が好きそうで、人間占いみたいですが、内容は週刊誌よりももっと深いものになっています。

是非読んでみてください。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました