【書評】「これが日本の民主主義」池上先生に国策の歴史を学ぶ

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教養本

こんにちは、NEKAGOです。

今日は、私が好きなYoutubeチャンネルである
『中田敦彦のYoutube大学』の『【政治】まだ解決していない「原発問題」〜原発の歴史編〜①』で紹介されていた、池上彰先生が書いた「これが日本の民主主義」を読んだので、感想を書いていきます。


これが「日本の民主主義」! (ホーム社)

ちなみにオリラジあっちゃんの動画は、これです。

いやーこのYoutube大学、めっちゃ面白いですよね。

現代の偉人編とか、全部みちゃってます。

内容も濃いですし、あっちゃんのプレゼン力・演技力がずば抜けていて、夢中でみちゃいます。

では、本題に戻って、本の紹介にいきます。

本の内容

本の内容は、日本が抱える主要なテーマに沿って、それらの問題の歴史的背景や、今までの政策の過ちなど、池上先生の深い知識から、説明されています。

原発問題や、TPPなどの関税問題、消費税問題、すごく身近な問題を過去を遡りながら説明されていて、すごくわかりやすいと感じました。

 

さすが池上先生!!!!

 

この本は若い私たちの世代こそ、読むべき本だと思います。

この本で紹介されている議題としては、下記の通りです。

この本で紹介されている日本の主要テーマ

・ 日米安保条約、集団的自衛権について
・ TPP問題をはじめとする日本の第一次産業について
・ 原発政策
・ 税制について(特に消費税)
・ 政治とメディア(新聞、テレビ)の関係
・ 1955年体制について
・ 歴代総理大臣のレビュー(by 池上先生)

参考:これが日本の民主主義/池上彰

見ての通り、か・な・り充実しています。
特に、私は、安保問題、TPP問題(日本の農業について)、原発問題、税制問題についてがとても興味関心があったので、満足度の高い内容でした。

我々若い世代が知らなかった過去が、ここに記載されており、どのような変遷を辿って、今日があるのか、また何故日本の悪い部分は残ってしまっているのかがわかります。

日米安保条約問題(GHQが残していった遺産)

いうまでもなく、日本はアメリカに気を使って、自衛隊の整備を進めています。

経済大国であるアメリカに嫌われないように、中国やロシアと戦う際に地政学的に有利である日本に、アメリカ軍の基地を置くことで、対等な関係を築いてきました。

その歴史的背景、GHQがどのようにして日本の憲法を作ってきたか、歴代の首相たちがこの問題にどのように対処してきたかが、書かれてあります。

首相ごとにこの問題への対処方法が異なっており、親米政権もあれば、反米政権もあり、興味深く読むことができました。

反米政権は少数派で、いかに我々日本は、アメリカの言いなりになってきたかがわかります。

日本の第一産業について

これは、「小泉進次郎と福田達夫」という本を読んで、予備知識があったので、非常に読みやすかったですが、政府が日本の農業を過剰に守りすぎてきたという事実が驚愕でした。

 

特に6兆円もの予算を農業の為に確保し、それが無駄遣いとして、不要な道路整備や、温泉の建設に使われていたことを知り、きちんと収めている税金の使途を監視しなければならないと自省しました。

説明としては、『農業従事者の憩いの場として、温泉を建設した。』とのこと。

こんなことがまかり通っていいのでしょうか。

 

また、『税金の使い道をきちんと監視しないといけない』と自省した私は、【税制の変遷と消費税】の章で、

消費税という間接税は、ものを買うたびに納めますから、天引き(所得税など)よりはるかに実感を伴います。そうなると、納めた税金がどのように使われているのか、ということにも関心が向くようになります。

と書かれており、『なるほどっ』と感心しました。

確かに、消費税が上がることで、『これだけ身銭を切って、納税しているんだから、ちゃんとしたことに使ってるんだろうなあ〜、温泉なんか作っていないだろうなあ』と、国民の納税意識、政治参画意識が向上するかもしれません。

投票率が低い日本にとって、消費税増税は、国民の政治的関心の向上という付加価値を含めて、良い方法なのではと思います。

日本の原発政策

これが、上述したオリラジあっちゃんの動画の中で、語られていた部分です。

この章を読むと、原子力発電が2011年の東北大震災だけでなく、いかに問題を引き起こしてきたか、物議を醸してきたかがわかります。

安全と言いながらも、核廃棄の問題などといった安全性を確保できていない状況で、核に頼って発電してきたことがはっきりとわかります。

電力確保の為には、仕方のないことであったのかもしれませんが、将来は原発からの脱却を目指す日本でありたいと感じました。

また、安倍首相は震災地に出向き、復興を支えていますが、原発再稼働に意欲的であると書かれており、安倍首相の政治観、目的、成したいことの裏側を垣間見ることができたような気がします。

総合評価

総合    : ★★★★★

内容の新鮮さ: ★★★★★

読みやすさ : ★★★☆☆

コメント  : 池上彰先生の本の中では、専門的で難しい方だと思います。しかし、今、物議を醸している日本の主要問題を、歴史的背景を紐解くことで、問題の本質を明らかにしている素晴らしい本だと感じました。

オリラジあっちゃんすごい

オリラジあっちゃんの動画を見てから、この本を読みましたが、Youtube大学がさらに好きになりました。

ただのこちらの本の知識の受け売りだけでなく、周辺知識もきちんと調べていて、わかりやすく授業を展開していることがわかります。

これからもYoutube大学好きで行こうと思います。笑

合わせて読みたい本

原発問題をもっと深く知りたい方に、こちらがオススメです。


世界から核兵器がなくならない本当の理由 (SB新書)

日本は唯一の被爆国として、この問題とは立ち向かっていかないといけないと思います。

被爆者の方々がご高齢になられている現代において、この問題をもう一度考え直し、次の世代へ継承していくことは必要なことだと思います。

ぜひ読んでみてください。

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