【営業マン必読】「プロティアン」を読んだ感想。大変革期を生き抜くキャリア転職論

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転職

こんにちは、NEKAGOです。

今回は、「プロティアン」という本を読みましたので、紹介していきたいと思います。


プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

 

唐突ですが、2019年5月に国が企業に「70歳までの雇用」を努力義務として課すことを、発表しました。

日本経済新聞/70歳雇用へ企業に努力義務

 

年金問題もありますので、私たちは70歳とは言わず、もっともっと長い間働き続けなければいけない可能性が大いにあります。

そんな中、この本は2019年8月に発売され、長く働く中で、いかに自分のスキルを伸ばしていくか(=収入を上げていくか)に焦点を当て、大いに話題になっています。

 

おじいちゃんになった時に、肉体労働をするのは誰もが嫌ですよね。。

営業マンは、おじいちゃんになっても営業し続けるのでしょうか。

毎日ノルマに追われながら、営業し続けるのでしょうか。

そんなことは絶対に嫌だと思います!!

 

 

今の暮らしを豊かにするためにも、この本は大いに役立ち、年収を上げていくためにどのように転職をすれば良いのか、複業(副業)をすれば良いのか、基本的な考え方を教えてくれます。

 

今の会社にいても、「スキルが身に付く気がしない」と危機感を持たれている方は必読の一冊です。

プロティアンとは

この本の題名になっている「プロティアン」とは、米ボストン大学院のダグラス・ホール氏が1976年に提唱した「プロティアン・キャリア」から取っています。

プロティアンの語源は、ギリシャ神話に出てくる思いのままに姿を変える神・プロテウスでして、プロティアン・キャリアは、環境や情勢によって変身するキャリアのことを指しています。

この本で書かれていることは、大企業で一生勤め上げるキャリアだけでなく、転職をして自分のスキルを底上げし、変身を遂げながら突き進んでいくキャリアです。

キャリア資本をつくる

この本の真髄は、この「キャリア資本」という考え方で、私にその視点はなく、「なるほどっ!!」と膝を打ちました。

キャリア資本とは、キャリアを形成する(転職を繰り返す)ことで培っていく自分の資産のことです。

キャリア資本には、有形資産と無形資産があり、この本で書かれている有形資産と無形資産は次の通りです。

有形資産・・預貯金、株式、不動産、クルマ
無形資産・・スキル、知識、人脈、肉体的健康、精神的健康

 

この考え方を自分のキャリアに取り入れることで、どんなスキルがつくのか、どんな人脈・知識を獲得できるのかを細かに考えることになり、曖昧なまま転職を決断してしまい、失敗してしまうリスクを減らせます。

 

特に私がそうであったように、文系営業マン(総合職)ですと、大企業で営業をやり続けることによって、得られるキャリアが圧倒的に少ないと考えています。

例えば、大企業のルート営業マンが得られるキャリア資産は下記の通りだと思います。

ルート営業マンが得られるキャリア資産

(有形資産)
・給与

(無形資産)
・営業によって、得られる人脈
・営業スキル
・接待スキル
・商材の専門知識

これらが、自分の将来の夢や、目標(例えば、大金持ちになりたい)に対して、十分なスキルなのか考えることが大切だとこの本は教えてくれます。

 

斜陽産業にいる営業マンの方は、この商材の知識なんて将来役に立つかわからないと考えるかもしれませんし、将来大金持ちになりたいと考えている人は、自分一人の生産性しか持たない営業スキルは役に立たないと考えるかもしれません。

一方で、接待スキルなどは大きな仕事を動かすのに必要と考えるかもしれません。

 

この本は、「どんなスキルが自分に必要なのか」、「必要なスキルを最も効率よく学べる環境に身を置けているか」ということを考えるきっかけをくれます。

 

ほとんどの人は、企業からもらえる給料(有形資産)のことばかり考えてしまっていると思います。何故なら目に見えやすい、手に取りやすい物の方が、安心感が増し、そちらを保有したくなるものだからです。

 

しかし、無形資産も重要ですので、これからどのように職を選んでいけば、自分の無形資産を増やしていけるのかを考えることは非常に大切だと思います。

 

勿論、自分が得た無形資産を、次の転職に活かし、有形資産化することも可能です。

 

あなたの無形資産に、価値はありますか?

 

是非、この本を読みながら考えてみてください。

ベンチャーへの転職こそ、無形資産について考えるべし

また、このブログでは、ベンチャー企業への転職について書いていますが、ベンチャー企業への転職こそ、無形資産を増やすことに特化した転職だと考えています。

ベンチャー企業は、給与は多くはもらえない会社ですが、自分の実力をつけるという面では非常に有意義な環境です。

実際にベンチャーで働くことによって、どんな報酬(無形・有形問わず)を得られるのか考え、それが自分に必要なのかを考えることが転職成功への近道だと思います。

 

終身雇用は難しい

2019年5月に日本のトップ売上企業であるトヨタ自動車・豊田章男社長が

「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」

引用:日経ビジネス/「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか

と発言し話題になりました。

 

同じく、経団連会長であり、日立製作所・中西宏明会長も同様に、

「企業からみると(従業員を)一生雇い続ける保証書を持っているわけではない」

引用:日経ビジネス/「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか

と発言しています。

この通り、組織でのキャリアを磨き上げても、会社は保証してくれません。

また、ITの発達によりどんどん省人化が進んでいることもあり、大企業の人数はどんどん減っていくことが見込まれます。

組織内だけで通用するスキルを身につけるよりも、外部でも通用するスキルを身につけ、来たる大変革時代(大企業が終身雇用を辞める時)に備えるべきだと私は、思います。

自分のキャリアに不安がある人は是非読んでみてください。

総合評価

総合    : ★★★★★

内容の新鮮さ: ★★★★★

読みやすさ : ★★★★★

コメント  :
 読みやすい本です。また無形資産の考え方など、今まで考えていなかった切り口でキャリアの考察が書かれており、参考になりました。個人的にはベンチャー企業への転職を考えている人は参考になる本だと思います。

 

コメント

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