【日本ポリグル】貧しい国にキレイな水で喜びを配る起業家

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ビジネス考察
ronymichaud / Pixabay

こんにちは、ねかごです。

今回は、テレビ東京の人気TV番組である「未来世紀ジパング」を見ていましたら、

「日本ポリグル」という会社の事業が、社会的な意義がとても大きく、惹きつけられたので、記事にしていきたいと思います!

この会社は、元研究員の方が立ち上げた会社で、端的に言うと浄水メーカーです。

アジア最貧国と言われているバングラディシュを初め、汚い井戸水を料理に使ったり、飲み水にしている貧しい国々の人たちへ、キレイな水を格安で販売することで、生活水準を上げようと取り組まれています。

上下水道のインフラが整っていない地域で、このような意義のある活動をしている会社が、超絶気になったので、調べてみました!

納豆のネバネバ成分で水を浄化

創業者である小田兼利会長は、日本ポリグルを創業する前に納豆のネバネバ成分であるポリグルタミン酸を主原料とした「PGα21Ca」という水質浄化剤(通称:ポリグルパウダー)を開発し、それを主軸としてビジネスを展開されています。

 

このポリグルパウダーは、聞いてびっくり!、汚い水に粉末を入れると、粉末が汚れの粒子にくっつき、大きな塊となって汚れが沈殿し、水がとてもキレイになるのです!

詳しくは下記の動画をみてください!白い粉末(ポリグルパウダー)に汚れがくっついて、どんどん沈んでいきます。

※動画は白い粉(水色の袋)を入れた後にかき混ぜるシーンから始まります。

ポリグルパウダー実験 ベトナム ハノイの池

最後まで見て頂くとわかると思いますが、魚が死んじゃうような汚い水も、このようにキレイになるんですね。。すごいぜ!ポリグル! 

ポリグル ビーカー実験・水質浄化

この粉は『1g』で『10ℓ』の水をキレイにできるとのことで、めちゃめちゃコスパいいです。

1gは1円玉の重さなので、1円玉を10ℓの水(大きいペットボトル5本分)に入れるだけでキレイになります。

 

こんな感じですかね。。少量で、ものすごい量の効果があります。

 

そんな魔法の粉ですが、小田さんによると、この粉に殺菌効果はない為、飲み水として使うには沸騰するか塩素を入れた方が安全とのこと。

ですが、大腸菌などの雑菌類はほとんど除去できるとのことです。

このポリグルを使って、上下水道などのインフラが整備されていない発展途上国などの地域にキレイな水を格安で販売しているのが、「日本ポリグル」なんです!

世界には、キレイな水を利用できない人が7億人(日本の7倍)くらいいるとのことで、めちゃめちゃ意義のある事業をやってるんです。。

素直に尊敬します。。

事業内容

このポリグルパウダーの他にも、ポリグルパウダーに磁力性(磁石にくっつく)を持たせた「PG-M」なども開発しており、こちらはゼオライトという物質と組み合わせることで、放射性物質であるセシウムを100%除去できるとのことで、原子力発電所で活躍します。

実際にロシアのチェルノブイリ原子力発電所との協業が進んでいるとのこと。。

「PG-M」の動画はこちらです。

原理はポリグルパウダーと同じですが、磁気がある為、磁石にくっつきます。。

(動画はくっつくシーンを切り取っています。)

Kanetoshi Oda 小田 兼利 – TEDxSeeds 2010

こちらの方が、沈殿物と水を分別する際に、ろ過装置などを用いる必要がないので、大企業の工場排水などで比較的簡易な設備のみで、浄水ができると感じました。

非常に有望な技術であると感じます。

SD-Pictures / Pixabay

企業概要

企業名  : 日本ポリグル
創業者  : 小田 兼利(オダ カネトシ)
年商   : 非公開 (2011年時は10億円。約半分の売上が海外での売上)
輸出先国 : 世界40カ国以上

元ダイキン工業(エアコンや空気清浄機を作る大手メーカー)出身で、阪神淡路大震災の時に経験した水不足の際に、汚水を見て「あの水が飲めたら・・」と考えたそうです。

その際に、「水をキレイにする魔法」を発明しようと考え、ポリグルパウダーを開発したとのこと。

すごいおじさんだ・・・

バングラデシュなどでは、ポリグルパウダーを使い浄水した水を現地の販売員が販売して収益を得ています。

かなり格安の金額でやっているので、ほとんどは運営費用などの原価に回ってしまっていると思います。

無償提供ではなく、お金は取る

小田さんの信念として、この粉を無償提供するのではなく、お金を取るという信念があります。

無償提供してしまうと、研究開発費や販売費用の経費が回収できなくなってしまい、より多くの地域に配れなくなると考えているのです。

この考えには、すごく共感できますし、持続的にポリグルパウダーを提供することが途上国にとって必要だと思います。

資本主義システムの良い面をうまく活用されて、社会問題解決に向かう小田さんの姿勢は素晴らしいと感じました。

 

このような社会を良い方向へ変える社会起業家の特集はどんどんやっていこうと思いますので、
また見てください!

ありがとうございました。

 

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