【AIベンチャー】平安医好生(Ping An Good Doctor)のスマホ診療

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ビジネス考察
voltamax / Pixabay

こんにちは、NEKAGOです。

今回は、中国で大流行しているスマホ医療サービスである、平安医好生(Ping An Good Doctor)を特集していきたいと思います。

AIを使った医療サービスを展開しており、日本のソフトバンクもビジョンファンドから出資をしています。

具体的にどのようなサービスをしていて、なぜ注目されているのかでしょうか?探っていきましょう

平安医好生(Ping An Good Doctor)が生まれた理由

オンラインで医療サービスを提供するというビジョンを掲げて、サービス開始されたのがスマホアプリである平安医好生(Ping An Good Doctor)です。

平安保険グループの子会社が、平安健康医療科技(Ping An Healthcare and Tech)を設立し、このスマホアプリを運営しています。

そして、な、なんと、平安保険グループの時価総額は20兆円あり、世界最大の保険会社なのです。(知らなかった。。)

そんな会社が新たに始めたサービスとして、注目されてきましたが、このサービスが大当たりしています。

そのユーザー数は、2億人(日本の人口の2倍?!)

どんなサービスなのでしょうか。

nvtrlab / Pixabay

中国の医療課題を解決

このサービスが発足した当初の中国では、病院の数が圧倒的に不足していて、日当たり約2,000万人の患者の多くが、国内で1000弱しかない3つ星(ClassⅢ)総合病院へ駆け込んでいました。

3つ星の病院は、中国で8%ほどしかないため、患者は3時間も待たされて、診察は3分で終わってしまうような状況が常態化していたようです。(ディズニーランドかよ!!)

お世辞にも良い環境だとは言えませんね。。

ただし、国民の多くが、良い医者に見てもらいたいと思うのは、至極当然のことであり、医療機関は頭を抱えていました。

このような医療サービスの質の低さを、ITを使って抜本的に変えたいという想いから、この会社ができたようです。

全ての国民に良質な医療を提供するというビジョンは、個人的に非常に意義深い取り組みで、心が惹かれました。

画像引用:平安健康医疗科技有限公司HP

AIで医師をサポートし、より多くの患者を診療する

Ping an good doctorは、医師を社内に1000人確保し、かつAIのエンジニアを200人確保しています。AIで医師をサポートし、効率化を図っているのです。

AIの役目として、患者のニーズに合わせた医師のマッチングや、諸手続き(雑務)の効率化をAIで進めており、実際にAIでサポートすることで、医師一人当たりの診察患者数が増えるとのこと。

人間でしかできない部分は、医師がやり、他はAIが対応するっていう感じなのでしょう。

“For example, one doctor can provide consultation services to five patients per hour. The number of patients will jump to 40 with the assistance from AI,” said Wong.

CEOの「王」曰く、例えば、一人の医者が1時間あたり5人の患者を診察をしてたら、その数字はAIによって40人にはね上がります。

引用:平安健康医疗科技有限公司HP

この平安健康医療科技(Ping An Healthcare and Tech)によると、1時間あたり8倍の人数の患者を診察できるようです。

AIすげーな。

これは、医師の数や病院の数を増やすよりも、はるかに早く、そして低コストに実現できているのではないでしょうか。

やっぱりITの力は偉大です。

企業概要

企業名 : 平安健康医療科技有限公司(Ping An Healthcare and Tech)
CEO  : 王濤 / Wang Tao
設立年 : 2014年
事業内容: 医療サービスプラットフォームであるPing An Good Doctorの運営
売上  : 315億円(2017年時)
Ping an good doctorの登録者数は、2018年末時点では、2億6500万人に登っており、その数は増え続けています。

売上については、薬剤やサプリメントのECであるヘルスモール事業が好調のようで、売上の大半を占めています。

画像引用:StockClip/ヘルスケアECの拡大で売上6倍!中国平安保険グループ傘下のオンライン医療アプリ「平安グッドドクター」

Ping An Good Doctorサービスのプラットフォームを上手く活用して収益を上げており、

このヘルスモールでは、薬だけでなく、健康に関する商品を初め、フィットネス用品なども販売しているんです。

会員2億人以上持っているサービスだからこそのプラットフォームビジネスですね〜

医療に関することは何でもやろうとしているのが『Ping an good doctor』ですので、ドンドン巨大なプラットフォームになっていきそうです。

日本も医師不足で騒がれていますし、この企業が日本でサービス展開する日も近いかもしれません。

ソフトバンクビジョンファンドに関する記事
http://nekago.com/2019/08/uber%e3%81%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%a7%e8%8b%a6%e6%88%a6%e3%80%82%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e3%81%a7%e3%82%bf%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%bc%e6%a5%ad%e7%95%8c%e3%81%ae%e5%88%a9%e6%a8%a9%e3%82%92%e5%b4%a9/

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